生き物の知識を増やす

生物が好きです。

ナから始まる生き物

5,6月が楽しみなのは海藻の繁茂が残っており、海水温も高く生物感に満ち溢れているからである。

海水浴される方はクラゲなんかには注意しましょう。そう言えばこのブログではクラゲ類があまり取り上げられていない。それは単に、同定が難しいから、また写真写りがイマイチだからである。


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ナガウロコムシ

長いウロコムシ。ニッポンフサゴカイの棲管内に共生する。写真のものはいつのまにか自切してしまっていた。鱗は小さい。


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ナガミヒナゲシ

長い実のヒナゲシである。花は約1日しか咲かないので一日花だろう。次々と咲いている花が入れ替わるので、毎日違うレイアウトとなる。花が咲く前の蕾は毛におおわれており、花が散ると芥子坊主が残る。この芥子坊主でスタンプが作れる。帰化植物


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ナガミル

長いミル科の緑藻。普段は1mくらいのものを良く見かける。大きなもので10mを越えるらしい。ミルは深所性の海藻なので、干潮でも水面下に位置するような場所に生息している。植物や海藻は主に赤・青色光を光合成に用いているが、光は水中に入ると長波長の光から順に減衰するため水深の大きなところで育つ海藻類は赤色光を得られない。そのためシフォナキサンチンという色素を持つことで、緑色光を捕集し光合成に用いている。結果として、赤色光はミルの体表でいくらか跳ね返り、緑色と混ざることで全体として黒っぽく見える。

写真のものはいずれも押し葉標本にした。ナガミルは台紙にくっつかない。乾燥させている間、部屋が海藻の臭いで充満していた。ミル系はしっかり塩抜きしないと、後々塩が浮き出てきて白っぽくなってしまう。

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押し葉標本。


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ナツメモドキ

漢字で書くと棗擬である。棗とは夏に芽を出すクロウメモドキ科の植物のことあり、この果実の乾燥させたものが乾燥ナツメとして流通する。ナツメモドキはこの棗の果実に形が似ているので、その名があるのだろう。


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ナナホシテントウ

アブラムシを食べる益虫。赤色は警告色である。洗濯物についているのをよく見る。


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ナマズ

ワームなんかを目の前に落としてやると食らいついてくる。ルアーならジッターバグが良い。口の皮が分厚く、ブラックバスなどに比べると針掛りが悪い印象。なので釣り針は良く研いでおいた方がよい。狭い用水路などにもいる身近な魚。捌くと腹膜が黄色く、卵巣は緑色であった。味は普通だが、身はふっくらしていて食べやすく、蒲焼きなどでいただける。

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宍道湖自然館ゴビウスで撮影。


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ナミイソカイメン

確実に間違っている気がするが一応紹介する。緑色をしているのは共生している藻類の色であるらしい。


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ミウズムシ

淡水産の扁形動物。全身で食物を消化する。水槽内で増えることがある。


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ナメクジ

正真正銘のナメクジ。10cmほどあった。その体の模様からフタスジナメクジとも呼ばれる。チャコウラナメクジより体長は大きめ。農業害虫、不快害虫、衛生害虫に当てはまる嫌われもの。広東住血線虫が寄生しているケースがあり、広東住血線虫が原因で死亡するという事故は国内外問わず起きているので一応注意しておこう。

加熱すれば食べられるらしいが、これだけは無理だとはっきり申し上げておく。私自身、いろんな生物を食べてみたいという思いもあるが、陸産の生物には大なり小なり抵抗がある。それはおそらく、寄生虫などの目に見えない存在が生得的な感性によって拒絶されるからだろう。海産の寄生虫(例えばアニサキス)は海産の宿主に寄生するように進化しているため、我々の体内では生育できない。もちろんアニサキス症などは怖いが、ある意味で"清潔"な印象を受ける。しかし陸産の寄生虫は陸産の宿主に寄生するように進化しているため、我々が最終宿主であろうとなかろうと我々の体内でも生育・増殖が可能となる。このような理由により私はナメクジに対し不衛生な印象を持っていると同時に、食べたくないと思うのだ。

トから始まる生き物

「同」化とは、エネルギーを用いて単純な物質から複雑な物質を生合成する代謝のことである(⇔異化)。独立栄養生物(植物など)が無機物から有機物を作り出す同化を一次同化と言い、従属栄養生物(人など)が摂取した有機物から必要な有機物を作り出す同化は二次同化と言う。

食事をとらず呼吸(異化)だけで生きていくブレサリストという人々がテレビ番組で紹介されているのを見たことがあるが、従属栄養生物たるもの食物を摂取することをどうして止められようか。"きちんと食事をとる"ということを美徳としたほうが健全である。


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トキワマンサク(f.)

園芸種。ベニバナトキワマンサクだろう。花弁が細長い。


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トゲイトマキヒトデ

同定は定かではない。小型のヒトデ。何故かは分からないが腕の長さが揃っていなかった。磯で石の裏にいることが多い。


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トゲモミジガイ

トゲのあるモミジガイという意味の名前。それにしても立派な個体である。テトロドトキシンを体内に持つ。ヒトデには、種ごとに特異的に寄生するシダムシという寄生虫がある。トゲモミジガイにはモミジガイシダムシという寄生虫が寄生する。


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トビ

鳥にはあまり詳しくないので写真の個体が本当にトビなのかどうか自信がない。羽を広げると本当に大きい。翼開長は150cmにもなるという。体重は軽いらしい。人には警戒してあまり近付いてこないが、弁当のおかずは虎視眈々と狙っている。そんな問題がある一方で、逆にトビが私の友人に食べ物を与えたことがあったのを思い出した。海で生物観察を行っていた際、上空をぐるぐる飛び回るトビが友人のいたところに腐敗途中のカマスを投げつけてきたことがある。友人はそれを拾って持ち帰り、塩焼きにしていた。地球上で唯一、生態ピラミッドでトビの下に位置した人間である。

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わんぱーくこうちアニマルランドで撮影。賢さが伝わってくる。


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トビズムカデ

ムシムシ暑い夏場の夜によく見る。時刻が20:00になるとどこからともなく屋内に現れる、というのを何度も見てきた。その時間帯になると活発に活動するのだろう。幾度となく咬まれてきたので、私はこの生物にたいして非常に抵抗がある。畳んであった服の中に潜んでいて、それを着たときに咬まれるというのが多い。

トビズは「鳶頭」という漢字をあてる。鳶のような赤褐色の頭を持っているからである。ムカデは「百足」という漢字をあてる。「百手」を「ももがて」と言った、或いは「向手」を「むかいで」と言ったなどの諸説がある。それなら漢字も「百足」ではなくて「百手」にすれば良いのに、と思ってしまった。


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トビハゼ

飛び回るように逃げる。


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トラフナマコ

磯に行けば普通にみられる。写真のものより白味の強い体色の個体もいる。キュビエ氏官を持つ。


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Trichodesmium

Trichodesmium thiebautiiと同定した。藍藻(シアノバクテリア)の一種である。写真のように群体を形成し、窒素固定をおこなうことができる。分布域は熱帯・亜熱帯域であり黒潮の指標種となっている。上の顕微鏡写真からは判りづらいが肉眼では朱色である。

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Trichodesmium erythraeum


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トリトニア・ラクシフォリア

南アフリカ原産のアヤメ科の植物。4月に花を咲かせた。優しい色合いをしている。


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ドロアワモチ

汽水域の泥干潟に生息する殻の無い貝の一種。背面には突起が多く、そのうちいくつかは担眼突起となっており明暗を認識できるようになっている。泥を体内に取り込み、有機物を摂取する。そのためドロアワモチが歩いた後には糞が長く延びている。食べながら糞を出す、といった感じだ。河川改修などによって数が減っている種の1つ。

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いるところには沢山いる。生息域は点在しており、複数の隠蔽種を含む可能性が示唆されている。収眼目というグループに属し、本土で言えばイソアワモチやイボイボナメクジなどと同じである。有明海にはヤベガワモチやセンベイアワモチという種もいるらしい。また沖縄には、アシヒダナメクジというアフリカ原産の種がいる。しかしこれらの種は本当の"ナメクジ"ではないので、ナメクジのように這い跡が銀色に輝くことはない。


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ドンコ

大きい個体で25cmに達する。腹鰭は分離し吸盤状とならない。顔が大きく、動くものを貪食するという。地域によってドンコと呼ばれる種はさまざまであるが、本種が正真正銘のドンコである。漢字では「貪子」と書く。

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上から見た写真。幅がある。

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カブトガニ博物館で撮影。

テから始まる生き物

「適」応放散とは、祖先が同じである生物が様々な環境に適応するために分化し、多くの系統に分かれていくことである。拡がる(放散する)ため、大陸内にいる動物はおおよそ同一の起源を持つことになる。例えばユーラシア大陸などでは哺乳類が適応放散しているが、オーストラリア大陸では高等な哺乳類が誕生する前に大陸移動により陸地が切り離されたため、より原始的な動物である有袋類が適応放散している。


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テッポウユリ(f.)

写真のものはテッポウユリの交配種であるミヤビという品種。九州南部から沖縄にかけてがテッポウユリの原産地。どんな植物でも良く観察すればその美しさにに気付くことができるが、やはり園芸植物は別格である。色合いが素晴らしいのは勿論のことだが、気品さえ感じられることがある。紅一点とはよく言ったものだ。


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テナガダコ

腕が細く長い。サメハダテナガダコに比べると地味な体色をしていた。味は薄い印象。


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テングニシ

大型になる巻き貝。河口でキス釣りをしていたらクロミルと一緒に引っ掛かってきた。一石二鳥である。唾液腺にテトラミンという毒を蓄積しているので、調理の前に取り除こう。

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テングニシの卵塊。泥干潟で多くみられた。

ツから始まる生き物

「釣」りが好きな人にも色々なタイプがある。釣り味が好きな人、魚の食味が好きな人、ファミリーフィッシングで雰囲気を楽しみたい人など。俗世を離れてのんびり釣るのが好きという人もいるだろう。釣り味が好きな人は朝が早い。マズメに間に合わせる意味もあるが、場所取りをしなければ先客がいて釣り座に入れないことがあるからだ。特にルアーフィッシング等は競技人口も多く、混雑する。そのため競い合うように釣りをするイメージが強く、私は実は好きではない。中には非常識な人もいて、明らかにかぶせてキャストしてきた上に"おまつり"したときに嫌味を言う人、他人が釣った魚を盗む人、ゴミを撒き散らして帰る人など、これほどまでに人の性格は歪むものなのかと感じさせられる瞬間が稀にある。一方で、周りのことが考えられる釣り人や話していて楽しい釣り人が大勢いるのも事実である。どうせなら後者でありたい。


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ツチイナゴ

私はバッタに関してかなり無知なので、遠目で見たときにはトノサマバッタか?などと考えていたが、近付いて見ると目の下の黒い模様で本種であることに気付いた。そういえば、かつて素揚げで食べたことがあり、その時に本種の特徴を覚えていたのだ。食べるなら糞出しは入念におこなおう。

撮影したのは6月であり、越冬した個体であると思われる。


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ツノマタ

同定は確かではない。個体毎に形体・色彩変異が大きい。台紙にくっつかなかった。


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ツマジロナガウニ

棘の先端が白くなっているナガウニ。同定は定かではない。ナガウニは4種くらいに分けられているそうだ。磯に普通に見られる。食べたことがあるが、砂利っとして美味しくなかった。生殖巣の色は灰と紫を混ぜたような色だった気がする。


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ツルモ

同定が怪しい。


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ツワブキ

アルカロイドを含むので食用にするなら灰汁抜きが必要。詳しくはピロリジジンアルカロイドと言うものらしく、多く摂取すると肝臓に悪いという。フキに似ているがツヤがあるので正確に区別しよう。

チから始まる生き物

「中」立説というものがある。木村資生により提唱された学説で、生存に有利な変異が自然選択されるだけでなく、自然選択に対して有利でも不利でもない変異が遺伝的浮動によって偶然に集団内に蓄積し、これが進化の主な要因であるとする考え。


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チゴケムシ

外肛動物であるコケムシの一種。暗赤色。口とは別に肛門を持つ。一般に認識されるようなグループではないが、磯などで普通に見られる。個虫が集まってできた群体であり、炭酸カルシウム等によって作られる殻で区画されている。繊毛のある触手冠で水流を起こし、濾過摂餌を行う。触手に毒針は無い。

コケムシは硬い殻を持つため、これを利用して過去に起きた水中での環境変化を分析する研究がなされている。また船底や養殖網などにも付着するため、生活環を解明するためにも調査が進んでいる。

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コケムシ類のキフォナウテス幼生。種類までは判らない。


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チャスジハエトリ

上の写真のものは雌個体。雌雄で模様が異なる。クモ類は単眼が多くて8つあるが、ハエトリグモの仲間も8個あり、そのうち中央の2つが大きいので主眼と呼ばれる。眼が多いように思うが、他の節足動物(例えば複眼を持つトンボ)に比べると少ない。


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チャハマキ

ハマキガの一種。農業害虫。幼虫は植物の葉を巻いてその中の住み、葉を食べるので「葉巻蛾」の名前がある。


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チロリ(cf.)

釣り餌としても登場する多毛類。先端はシュッとしているが、その吻を反転させる姿が確認できる。その際、黒い顎が見える。顎の付け根には毒腺があるらしく、噛み付いた獲物を麻痺させる。磯で石をひっくり返せば、他のゴカイ類と同じように採取できる。近い種にヒガタチロリというものもいるみたいだが、区別がつかない。

タから始まる生き物

「タ」イプ標本とは、種の記載の元になる標本のことで、いくつかのタイプがある。また、タイプの定義は各命名規約によってそれぞれなので、以下にはザックリと解説する。

  • ホロタイプ: ただ1つのみ指定される標本で、記載の基準となる。
  • アイソタイプ: ホロタイプの重複した標本。
  • パラタイプ: ホロタイプ以外にホロタイプに準ずるものとして指定された標本。
  • シンタイプ: ホロタイプが指定されず、複数の標本を用いた場合のそれぞれの標本。あるひとつがレクトタイプとして選ばれた場合に、残った標本はパラレクトタイプとなる。
  • レクトタイプ: ホロタイプが無い場合に、ホロタイプに相当するものとして選ばれる標本。アイソタイプ、シンタイプの中から選ばれる。
  • ネオタイプ: 他のタイプ標本が全て失われた場合に新たに作られる標本。
  • アロタイプ: パラタイプのうち、ホロタイプとは性別が異なるもの。

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タイサンボク

モクレン科の樹。北米原産。街路樹として植えられる。白い大きな花をつける。あまり写真が良くないので、のちのち全景と接写の写真をそれぞれ撮ろうと思う。


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ダイダイイソカイメン

磯にいる普通種。同定がかなり怪しい。そもそも隠蔽種もありそうな気がするが。色彩変化が大きい。


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ダイナンウミヘビ

たしか、これが筆者の今年の初釣りだったはず。鋭い歯を持っており、頭を落としても噛み付いてくるので扱いには注意しよう。酸欠に強く、半日程度なら陸に揚げられても生きている。クーラーボックスに入れても直ぐに這い出てきた。小型の個体(99cm)だったので腹開きにして背骨を抜き、骨切りをしたものを一口サイズにして唐揚げにした。大型のものは骨が気になるらしいが、今回はそんなに気にならなかった。片栗粉の割合を多めにして2度揚げし、サクサクにすると良い。味は殆ど無い、臭いは少しあった。ヌメリが原因か?


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ダイナンギンポ

ギンポという名前が付いている魚は色々いる。イソギンポ科やニシキギンポ科という分類もあるが、本種はタウエガジ科に分類される。似た魚としてベニツケギンポがあるので良く観察したい。基本は穴釣りだが、夜のぶっこみ釣りでも釣れたことがある。多くの人にとっては外道だろうが、何としても持ち帰りたい魚だ。天ぷらにするとプリプリして非常に美味しい。

 ダイナンウミヘビもダイナンギンポもそうだがダイナン(大灘)とは、はるかな沖合を意味する。しかし両種とも沿岸でよく見られるので別な由来がありそうだ。由来が分からないくらい古くから呼ばれてきた名称には何か洗練された格好良さを感じる。


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タイワンガザミ

砂地のところでジグに引っ掛かって釣れた。ガザミ類はハサミが大きいので挟まれないよう注意しよう。右に写っているのはイイダコ。両方とも塩茹でで頂いた。

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茹でると熱によってアスタキサンチンが遊離し、アスタキサンチン本来の色である赤色を呈する。


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タイワンカマス

35cmくらいの個体であった。体側に2本の線が走る。


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タカサゴユリ

テッポウユリに似ていてどちらかわからなかった。8月頃にあちこちで花を咲かせていた。花弁の外側に紫色の筋が入る。


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タチウオ

体は真っ直ぐにしたままヒレを動かして泳ぎ、獲物を見つけるとグンと加速して食らいつく。勢い余って水面から飛び出してくることもある。夜釣りが定番の回遊魚で、ワームやルアー、キビナゴなど何にでも食ってくる。塩焼きが旨い。たくさん釣れたときはユッケやなめろうにすると贅沢な一品に仕上がる。表面の銀色の主成分はグアニンである。サイズに関しては指何本分の太さがあるかで話をするのが一般的。


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ダツ

夜間に水面ギリギリを泳ぎ回っている姿をしばしば見る。捌くと背骨が青いことに気付く(ビリベルジン)。身に酷い臭いが着いていたことがあり、育つ環境で左右されるのだろうと思われる。鋭い歯でしつこくチェイスしてくるのでルアーや釣り糸をボロボロにされる。水面付近を避けて釣りをすると良い。


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タツナミガイ

アメフラシ科の貝の一種。学名はDolabella auriculariaで、種小名のアウリクラリアはキクラゲのことである(ナマコ類の幼生もアウリクラリアというので注意)。アメフラシよりは見付けにくい外見をしている。ざっくり言えば円錐のような形をしているが、潰れて三角形の蒸しパンみたいになる。押すと紫色の体液を出す。外套膜に包まれた殻を持ち、この殻が海岸に打ち上がっていることがある。重量感が素晴らしい。

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頭部のアップ。イボイノシシの顔に似ている。可愛げのある生物である。突起が 多い。

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磯の中にあるちょっとした砂地に顔から埋もれるようにしてじっとしている。1ヶ所に5匹がかたまっていたので掘り出して写真を撮った。


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タテジマイソギンチャク

良く見かける種。この写真では、数が多く体も小さいので付着後間もない初期減耗途中の頃だったのだろう。後々、数が少なくなり殆どいなくなっていた。いくつか"型"があるらしいが、写真のものはオレンジ色の縦縞が12本であった。


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タマスダレ

ヒガンバナ科の植物。ヒガンバナと同様、リコリンを含んでいるので他の植物と間違えて食べないように注意。

ソから始まる生き物

突然ですが、Markdownで記事を書くことにしました。

※これまでの記事もMarkdownに書き直しました。2019/6/1


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ソテツ

弱っているソテツの根元に鉄クギを打ち込むと元気になるから「蘇鉄」と言うらしいが実際はそんなことないだろう。自生北限が日本国内にある立派な在来植物である。雌雄異株で、写真のものは雌株。裸子植物なので赤い種子が見えている。

裸子植物は普通、雄性配偶子として精細胞というものを作り卵細胞と受精するが、イチョウとソテツのみ精子を作る。これはシダ植物(シダ植物は精子を作る)から裸子植物が進化してきた名残と言われており、どちらも生きている化石だと言える。


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ソラスズメダイ

尾鰭が黄色を呈する。この写真ではあまり鮮やかな状態として写っていない。

セから始まる生き物

「セ」いぶつを観察していて時折思うことがある。それは、とある種とそれとは別の種の間に両方の性質を併せ持つ中間的な種がいるのを知ったとき、何というか、地球上にいる生物というのはグラデーションが掛かったように種分化しているのではないかということである。いや、そんなにうまく話は進まないと思うが、種の境目が曖昧に感じられて仕方がないのだ。単一の種だと思われていたのが実は幾つもの隠蔽種を含んでいた、という話はよくあることである。そして、それらの種分化を促すのが環境の変化だとしたら、今もどこかで遺伝的・地理的隔離が起こり、新たな種と呼べる存在が生まれ続けていることになる。


セスジユスリカ

暖かくなると急に出てきて大量に網戸にとまる。刺さないがあまりに多いと不快である。1枚目の写真が雄個体で、腹部が細く触覚が羽毛状である。2枚目が雌個体で、腹部が太く触覚は糸状。成虫はエサを摂取することができないので、成虫として生きていられるのはほんの数日だけである。富栄養化した河川などに発生するらしく近隣住民は苦労する。しかし見方を変えれば、幼虫が富栄養となった河川の泥中で有機物を食べて生育し、成虫となって河川以外のところに飛んでいくことで、その河川から有機物を除去する役割を担っていると言える。

網戸にとまる無数のセスジユスリカ。ここまでくると不快。


センニンソウ

斑入りのもの。名前は痩果の羽毛が仙人の髭を思わせることに由来する。有毒植物なので、汁液が皮膚に付くとかぶれて水疱ができるという。

スから始まる生き物

「ス」っかり言い忘れていたが、何故このblogでは系統順ではなく名前順で紹介しているかというと、単に系統順だと範囲が大きくなりすぎて纏めるのに苦労しそうだと思われたからである。また、広範囲のものが丁寧に細分化されたことで記事1つあたりの情報量が少なくなると、よほどの目的があって来られた方(例えば扁形動物だけを一覧で見たい等)以外の人達にとって苦痛となる恐れがあったので、あえてこういう形にさせてもらっている。あらゆる人に、生き物への関心を深めてもらうことがこのblogの目的である。


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イカ

原産地はアフリカだという。写真のものは砂浜で見かけた。流れ着いたものが種を落とし発芽し、育ったのだろうか。


スジモンヒトリ

大発生はしないが幼虫は作物の葉を食害する農業害虫らしい。"ヒトリガ"は光に集まる習性があり、自ら火に飛び込むことから「火取り蛾」と呼ばれる。


スズキ

生息環境によっては身に臭いが付くと言われる魚のひとつ。出世魚。上の写真はそれほど綺麗でない場所で釣れたもの。なので物は試しと食べてみたが身は上品で臭みも皆無であった。もちろん血抜きは十分に行っていたが、まさかこれほど美味しいとは思いもよらなかった。夜間、外灯の光に集まったベイトをバシャバシャと補食していたらだいたいこいつである。このときは非常に小さいベイトを追っていたので、ミノーやワインド、20gのメタルジグにすら反応しなかった。仕方がないので中通しオモリと針だけのコンパクトな仕掛けを投げてみると1投目で釣れた。マッチザベイトの大切さを感じた。

雨の日の夜なんかはスズキが釣りやすくなっている場合があるのでワクワクする。雨が降ることで釣り客も少なくなり、一周回って行動しやすい。

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宍道湖自然館ゴビウスでは幼魚サイズとフッコサイズのスズキの群泳が展示されている。

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ワームで釣れた幼魚。

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このサイズは美味しいのだろうか。


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Sticholonche zanclea

内湾で採取した。活発に動くようすが観察できる。


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Stephanopryxis palmeriana

よく見られる珪藻。内湾で採取した。

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多いときはこれくらいになる。採水時点で、肉眼でも本種が多いと分かるほどである。


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Strelitzia reginae

ストレリチア・レギネ。熱帯の植物。観葉植物としても販売される。花は、その風貌から極楽鳥花と呼ばれる。草津市立水生植物公園みずの森で撮影。


スナイロクラゲ

くすんだ水色をしている。笠の部分が半球状になっており、ミズクラゲなどに比べると立体感がある。食材にもなりうるらしい。分類学的検討が待たれる種のようだ。


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スナガニ(sp.)

詳しく同定していない。夜間の砂浜で水際を走り回っていた。それにしても速い。速さで言えばクロゴキブリやアシダカグモ、ゲジなども凌駕する勢いである。眼が高い位置にあるのは良く見渡せるからだろうか。また、ある個体は小さな二枚貝を拾ってきてこじ開けようとしていた。貝を食べるとは思わなかった。


スナダコ

小型のタコ。味は良い。表面のイボ模様が特徴的で、よく見るとマダコではないことが分かるだろう。しかし、上の2つの写真は互いに別種な気がする。

イカ釣りの外道として釣れるのでリリースする人がいるが、釣りへのプライドが無い筆者は持って帰ってその日の夕飯にする。


スナヒトデ

砂地のところで引っ掛かって釣れた。痩せているのかどうかわからないが、薄い。


スナモグリ

同定に自信はない。どちらか一方のハサミ(第一鋏脚)が大きくなる。頭胸甲長に占める頸溝~頭胸甲後端の長さの割合が20%程度であれば本種である。頸溝とは頭胸甲を前後に仕切る溝のこと。これが25%程度あればハルマンスナモグリやニホンスナモグリを疑おう。目は小さい。またスナモグリは磯場などの砂粒の粗い砂礫地で、転石の下などでよく見つかり、巣穴は掘らないようである。他の2種は砂干潟でY型の巣穴を掘って生活する。


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ミウキゴリ

同定に自信がない。もしかしたら普通のウキゴリかもしれない。ウキゴリ類は第一背鰭と尾鰭の模様が種を見分けるポイントである。

シから始まる生き物

「シ」。。。ここの書き始めに何を書けば良いのか分からないからいつも急に本編に突入してしまっている。何か良いアイデアは無いものか。


シチヘンゲ

学名がLantana camaraなので、一般にはランタナとも呼ばれる。南米原産。色合いが変化するので七変化という名前がついている。IUCNが評価している「世界の侵略的外来種ワースト100」に選ばれている強者。


シマイサキ

特に幼魚は河口付近に住むこともあり有害異形吸虫が寄生している場合があるらしいので、できるだけ刺身は控えたい。クリーニングを行う習性があるので、養殖生け簀にて対象魚と混泳させる技術があるみたいだが、実施されているかは分からない。サーフで釣れたものを煮付けにしたのは普通だったが、河口付近で釣れたものを鍋に入れたのはあんまりだった。


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シロウミウシ

普通種らしい。


シロガヤ

刺胞動物のヒドロ虫の一種。低潮線以深で見られる。郡体を形成し、樹状となる。刺胞毒を有しており、刺されると水疱ができ痛む。毒成分は不安定なため研究が進んでいないようだが、たんぱく質やペプチドが主成分なので45度以上のお湯で火傷しない程度にしばらく温めると失活し、治りが早くなる。標本を作ってみたいが刺されると嫌なので採取せずにいる。

大潮干潮時にはシロガヤが水面より高い位置に露出していることもしばしばあるので、うっかり顔や手などに触れてしまわないよう注意する。周りをよく見る、長袖長ズボン、手袋を着用するなどの行動を心掛けよう。


シロギス

毎年、春が待ち遠しいのはキス釣りのせいなのかもしれない。一般的にキス釣りと言えばサーフで遠投するイメージだが、幸いにも筆者の近くでは堤防周りで楽に釣れる。隠れスポットを見つけて誰も来ないところでぼんやりと釣りをする、という休日らしい休日を過ごすのが大好きだ。群れで生息しており、仕掛けを投げ込むとそれに驚いて四方八方に散るので、少しずつ底をズル引きして当たるのを待つのが良い。餌の匂いも大事なのかもしれないが、餌の動きが良いと明らかに当たりが多くなる。なので、ゴカイ類を推奨する。釣りだけでなく全般的に生き物が好きという人なら、磯/干潟採取時に採取したゴカイ類でキスを釣るというのも一興だろう。料理としてはやはり天ぷらが旨い。ちなみに、筆者の令和初釣りはシロギスであった。

シロギスの干物。干物ネットが無くても冷蔵庫で簡単に作れる。


シロサバフグ

こいつは酷い。でも仕方がない。捌いてみりん干しにした後の写真しか残っていなかったのだ。背側の小棘が背鰭の前端に達していなかったらドクサバフグではないだろう。


シロスジカミキリ

死ぬと外骨格の黄色の模様が白くなるらしい。甲虫の甲はキチン・たんぱく質・炭酸カルシウムから形作られるクチクラという丈夫な膜から成る。


シロツメクサ

帰化植物。梱包材に用いられていたらしい。


シロバナタンポポ

同定は定かではない。カンサイタンポポケイリンシロタンポポの交雑によって生じた在来種であるという。タンポポという名前は、鼓を叩いたときの擬音「タン」と「ポポ」に由来するという未詳の通説がある。タンポポの茎を縦に割り、水に浸すとクルクルと丸まって"鼓"のような形になる昔ながらの子供の遊び方から派生したらしい。他にも、綿毛を吹き飛ばしたり笛を作ったりして親しまれてきた植物のひとつだ。


シロボヤ

皺が多いので同定には困らないだろう。ホヤの幼生はその形からオタマジャクシ型幼生と呼び、浮遊生活を送る。その過程で脊索を生じるが、これはホヤが無脊椎動物脊椎動物の中間的な生物であることを示している。


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シロメバル

ワームで釣れた小さな個体。メバルはアカメバルシロメバルクロメバルの3種がややこしいので注意しよう。堤防の岸壁付近に浮いているので小さなワームやプラグをゆっくりと曳いてくると良い。夜釣りで狙えるが、ヘッドライトなどの明かりで警戒されるため釣りの際には点けないのが正解。常夜灯があるならその付近で釣りをすると便利である。

小さな個体は是非ともリリースされたい。ライトロックフィッシャーの狙う数字は30cmである。

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小さいものはよく釣れる気がする。河口付近にいることが多い。また、メバルの居場所は点在しているように感じることがある。居ないところにキャストし続けても釣れるわけがないので、一度ライトを照らして居ることを確認し、時間を空けたのちキャストするとバイトは必ず来るだろう。ワームはラメ入り透明のものがおすすめである。


シワヤハズ

アミジグサ科の褐藻。細胞壁が層状の構造を持っており、水中ではしばしば光を干渉させるため青白く見える。特に夜の真っ暗な磯でライトを当てるとぎょっとするぐらい光って見える。押し葉は残念ながら黒っぽくなる。しかし、中肋が発達しており見惚れる海藻である。

サから始まる生き物

「サ」


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サカサクラゲ

須磨水族館で撮影。褐虫藻が共生する点において、同じ刺胞動物の造礁サンゴ類に似ている。


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サザエ

宍道湖自然館ゴビウスで撮影。リュウテンサザエ科の巻貝。食用に漁獲される。サザエは「小さい家」というのが語源らしい。


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サツマゴキブリ

写真のものは死骸である。生息地は限定的。翅を持たないので、出没してもクロゴキブリほど焦らなくてすむ。屋外の朽ち木の下から大量に出てきたことがあった。

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浜辺でも良く見かける。


サメハダテナガダコ

毒を持つので噛まれないように注意しよう。変な模様を浮き上がらせるので、他のタコとの判別は容易な方だと思う。


サヨリ,サッパ

たまたま「サ」から始まる生き物が2種写っている写真があったのでこれも紹介。

サヨリは下顎が長く、その先端は赤色である。捌くと筋肉は半透明であるが腹膜は真っ黒である。これは、一説にはサヨリは海藻なども摂食するため、食べた海藻が内臓で光合成を始めないように(光合成すると酸素を生成して内臓が膨張するから)腹膜を黒くして光を遮っているのではないかと言われている。

サッパは、姿は少しだけコノシロに似ており、コノシロに比べるとサッパリした味なのでこの名前があると言われている。別名をママカリ(飯借り)と言い、自分の家のご飯だけでは足りなくなり隣の家にご飯を借りにいくほど旨いという意味らしい。岡山県のサービスエリアで「ままかり」と言う名前の商品が売ってあった。郷土料理になっているらしい。


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サラサハタ

小顔のハタ。水族館でもアクアリウム界隈でも有名。桂浜水族館で撮影。


サワラ(サゴシ)

出世魚で、狭腰→狭腹へと成長していく。サワラとサゴシの境目となるサイズは地域(或いは人)により60cmだったり80cmだったりする。筆者的には80cmを推奨したい。そもそもなぜ「出世魚」というものが存在するのかを考えてみると、魚体の大きさにより市場価値が異なるからだ。オオクチイシナギ等の魚は大型になると大味となるため中型くらいが最も美味しいと聞くが、一般に生物は大きくなるにつれて脂が乗り美味しいため大きいものほど高値となる。サワラも同じで80cmを越える個体はよく脂がのっている。上の写真のサワラは60cm前後だが、軒並み脂はのっておらずサゴシと呼んだほうが相応しい。

その時期になるとショアジギングで簡単に釣れる。2枚目の写真はボールペンで釣ったところ。ジャンプしながら食らいついてくるときは一瞬ルアーが軽くなる。

サゴシの酢漬け。ヌメリによる臭いを取るためにも酢漬けは良いのかも。さっぱりして美味しい。

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サゴシ寿司。脂がほとんど無いので旨味に欠ける。薬味をつけないと寂しい。食感は非常にねっとりとしている。

コから始まる生き物

「コ」で思い出したが、昔はナマコのことを一音で"コ(凝)"と呼んでいたらしく、本来、ナマコ(生コ)とはコの刺身という意味である。漢字は海鼠と書く。


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コアシウミシダ

同定は確かではない。潮だまりで採捕し、水槽で観察した。泳ぐ姿は見られなかったが、活発に摂食する行動は観察できた。


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コイ

宍道湖自然館で撮影。非常に大きい個体である。上の写真の個体は側彎なのか背骨が曲がっているように見える。世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれている。


コウイカ

寿命は約一年らしい。旨味が強い。シンプルに塩コショウで焼いて食べるというのが好きだ。


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コウガイフタヒゲムシ

和名がついていたことに驚きである。コウガイとはおそらく「笄」のことだろう。コウガイビルのコウガイも同じである。学名はAmphisolenia bidentataである。内湾で採取した。

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二重の蓋のようである。

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椅子の猫足のような形状である。これら両端の形状から同定すると良い。


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コガマ

琵琶湖博物館の敷地内で撮影。ガマ類が持つ茶色の穂は雌花穂である。その上に雄花穂がある。


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ゴギ

宍道湖自然館で撮影。中国地方にのみ生息する日本固有種。


ゴクラクハゼ

なぜ"極楽"なのだろうか。「極楽」とは「地獄」の反対で、生前に善い行いをしたものが行く浄土のことらしい…。なるほど、罪の無さそうな顔をしている。


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コクワガタ

雌個体が外灯下に飛来していた。


コノシロ

寿司屋なんかでは光り物に数えられる魚。出世魚のひとつで、これより小さいコハダと言われる個体のほうがものとしては良いらしい。泳ぐのが下手なのか大きさの割には引きが非常に弱く、釣り針に掛かればされるがままにあがってくる。陸にあげてもビタ、ビタ、とゆっくり動く。横から見ればまあまあ大きく見えるが、頭と内臓をとり、腹骨を漉き取れば残っている身はそんなに多くない。三枚に開いて骨切りをし、甘酢でさっとしめたものは最高にご飯が進む。

コノシロの干物。コノシロは加熱すると独特の臭いがする。焼くと何か黄色い汁が出てくるときがある。スーパーで売っている丸のままのもの(内臓処理されていない)はなるべく加熱して食べたいと思うタイプの人間なので、刺身で食べたいなら釣るしかないようだ。


コブオトヒメ(cf.)

オトヒメゴカイ科の一種。3cmほどの短い体をしている。他のゴカイ類より移動が速い。表面はクチクラで覆われているので光沢があり、また虹色に輝いて見えた。


コブクロモク

ホンダワラ科の褐藻。同定合ってるかな?


コブハクチョウ

夜な夜な(干潮時)河口干潟で生物観察をしていると大きな鳥を見つけ、おそるおそる近づいてみた。コブハクチョウという外来種らしい。巣らしき部分に寝ていたところを起こしてしまったみたいが、餌付けされているのか一向に穏やかで、かなり近付けた。丁度繁殖期(撮影時4月)で、卵を温めているなら雌個体だろう。

後日、同所にてキス釣りに使うゴカイを採取しに行った際、巣にいる奥さんの横に見張りをしているもう一匹のコブハクチョウがいるのを見つけた。そう、旦那さんだ。明らかにこちらを警戒しているのが伝わってくる。筆者が近付くにつれてどんどん羽を持ち上げていくのが分かったので、遠くからの写真しか撮れなかった。


コムラサキ

紫色の果実が美しい。近い種にムラサキシキブというのがあるらしい。


コロダイ

イサキ科の魚。太っ腹な友人からいただいた72cmのコロダイである。大半を刺身で食べたが、ゴリゴリした歯応えで、やや水が多かった。サクをキッチンペーパーで巻き、その上にラップをしておくと程よく水が抜けて5日後くらいから味わいが増した。上品な味がイサキ科らしい。


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ゴンズイ

見た目通りナマズ目に分類される。背鰭と胸鰭の部分に棘があり、毒を注入する。写真にもあるように幼魚(成魚も?)はフェロモンによって集まる。夜行性なので、夜の堤防周りで岸壁をつついているのをよく見る。稚魚によるゴンズイ玉は7月~8月に潮だまりや堤防際でよく見かけた。

ケから始まる生き物

今回は「ケ」。


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ケイギス

イギス科の紅藻。ザラザラした触感。

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先端の形状が面白い。


ケヤリムシ(sp.)

ゴカイと同じ環形動物。詳しい種は判らないが、磯に行けばたまに見かける。鰓冠を持ち、基質に固着して濾過摂食をおこなう。多少水の攪拌が起こるところでないと餓えてしまうだろう。上の写真は同じ個体で、フラッシュを焚いているときと焚いていないときの写真である。水族館やアクアリウムの界隈では割りと人気なのかもしれないが、一般への認知度は低い。


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Ceratium

Ceratium candelabrumと同定した。渦鞭毛藻類である。内湾で採取した。

クから始まる生き物

「ク」


クサフグ

よく釣れる。筋肉も有毒らしいので素人なら食べるのは控えよう。目は緑色だ。汽水域に多く、これは寄生虫を落とすためだとか言われている。体表面に寄生するような海産の寄生虫は淡水浴に弱い。


クスサン

写真はクスサンの繭である。本体の写真もいつか撮りたい。


クツワハゼ

干潮時に、ウニなどに混じって完全に海水から出ていた。酸欠に強いのか?


グビジンイソギンチャク

見ればぎょっとする姿をしている。何故「虞美人」の名が与えられているのだろう。ヒナゲシ(別名を虞美人草と言う。)の花びらに形が似ているのは頷けるが、他にも似ているものならいくらでもあると思う…


クマノアシツキ

ゴカイの一種。一瞬だけナマコに見えた。動きは激しめなのでゴカイであることはすぐに分かる。4対の触手様突起を持つ。「本州中南部に生息している」とネットを調べれば出てくるが、ここは九州である。文献をあたれば九州に生息していることも記されてあったので、クマノアシツキで間違いないだろう。釣り餌にすればアピール力が大きそうだ。


クマノコガイ

塩茹でで美味しくいただける磯もののひとつ。比較的ツルッとした黒い表面と裏側の緑色が特徴的だ。


クモガタウミウシ

地味だと言われているが、十分に美しい模様を持っている。裏面を見れば同定を間違うことはないだろう。体は硬めで、動きは非常にゆっくりである。干潮時にひっくり返ったままになっていることがよくある。水面下にいるときは地味な「雲形」の模様のある面を上向きにして周囲に溶け込む一方で、干出時は裏面の警告色を表示していると考えるのはどうだろう。そうであればからだの表裏で隠蔽擬態と警告色を使い分けていることになる。大きな個体は分厚いスマホくらいのサイズ感である。

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クモガタウミウシの卵塊。目を引く色をしている。


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クモハゼ

タイドプール(潮溜まり)にいけば普通にみられるハゼ。タイドプールの中には換水が起こりにくく、また夏場では水温が非常に高くなったりする場所もあるが、クモハゼ等の魚類はその環境でも概ね生きていける。ゆえに他の海産魚類に比べてかなり丈夫な印象を受ける。雄には2型があり、体の小さなスニーカー(写真1枚目)と体の大きなネストホルダー(写真2枚目)がある。ネストホルダーは巣(nest)を持ち(hold)、繁殖行動を巣の中でおこなう。

肉食の海水魚(カサゴ等)を水槽で飼育していると、入手しやすい生き餌としてクモハゼを導入することを思いつくが、なかなか逃げ足が速くて上手く給餌できない。よく観察するとクモハゼはメジナスズメダイカエルウオなどの魚類にはさほど反応しないのに対し、カサゴの姿を見るとひどく警戒し、水槽から飛び出すほど逃げ回ることがわかった。どの魚が危険であるのかを生得的に知っているようである。


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クロゴキブリ

ゴキブリの写真なんか貼らないでくれと思われた方がいたら申し訳ないが、これも1つの生き物であり他の生き物と区別する理由は無いだろう。そもそもこのブログにはゴキブリを凌ぐ魑魅魍魎が紹介されているはずなので、さほど抵抗はないと思う。寒い地域にはいないらしい。衛生害虫である。現生ゴキブリ目はトリアス紀に出現したという。


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クロサギ

砂浜で釣れた。クロサギという鳥もいる。唐揚げにしたが独特の臭いがありあまり美味しく感じなかった。鱗をとっていると体表のグアニンが滲み、粘液とともに銀色に輝いた。


クロシタナシウミウシ

丸い背面は寿司ネタの様に見えた。いや、よく見ると牛の背中そのものである。歯舌を持たないのでその名前が付けられている。海綿類を食べるという。


クロバネキノコバエ

同定が合っているかどうかは判らない。ある時期になると急に出てくる。キノコバエということは、山中のキノコによく付いているあのウジ虫のことなのだろうか…?


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クロミ

押し葉標本。クロミルの藻体は他のミル類よりも扁平で黒っぽい。河口でキス釣りをしていたら引っ掛かってきた。ミル類は案外、塩分が外洋より低いところに繁茂していることがある。


クロメ

漁業権が設定されている場合があるので採取をするなら注意しよう。写真のものはビーチコーミングで拾ったものなので許していただきたい。表面はボコボコしている。名前の由来は調べても出てこなかったので筆者の予想を言わせてもらうと、乾燥させると黒くなるからではないだろうか。限られた時期にしか繁茂しない海藻を年中利用するために、今も昔も人々は乾燥させる方法をとってきたはずである。このときクロメは他のワカメ等の海藻に比べて、乾燥させると黒みが強くなるからクロメと呼ぶようになったのでは。

ちなみにクロメやワカメの「メ(布)」は、食用とならない「モ(藻)」に対して、食用海藻を意味する字であるらしい。加えて、当時は魚や鯨を男性が漁獲していたのに対し、女性が海藻等を採取していたため、「メ(女)」という音が与えられているのだろう。


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クロメバル

メバリングはとても楽しい釣りである。興味のある方は是非やってみてほしい。1gのジグヘッドにワームを刺し、足元をゆっくりと泳がすと食らいついてくる。写真の個体は磯で昼に釣れたものだが、夜釣りでも狙えるのがロックフィッシュのいいところである。ただし夜釣りの場合は安全面から堤防で釣りをするのをお勧めする。ラインやロッド等は全て細仕掛けにして楽しむのが良い。ワームのカラーはラメ入り透明が鉄板である。


クロモンシリス(cf.)

同定は定かではない。他のゴカイ同様、転石の裏を探せば見つかる。


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クロヨシノボリ

河川中・上流域に棲息するハゼの仲間。ヨシノボリ類は慣れた人でないと見分けるのが難しい。筆者にはどれがどれだか判らない。

キから始まる生き物

今回は「キ」


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Chaetoceros

キートセロス属。海域で繁栄している珪藻類。沿岸域でも普通に見られる。汎存種が多いので、ネットで調べるときは学名で検索すると世界各地から情報が得られる。一枚目の写真は Chaetoceros decipiens と同定した。

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Chaetoceros pendulum

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Chaetoceros coarctatum

和名はシダレツノケイソウである。ウミツリガネムシが体表に多く寄生している。


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キイロウミウシ

クリーム色くらいだが、ほぼ白。ヒラムシにも良く似た体色のものがいる。


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キジハタ

温暖な海域に棲息する。明順応時の黒目は三角形である。「赤魚」が訛ってアコウとも呼ばれるが、アコウダイという赤い体色の魚も同様にアコウと呼ばれるので注意しよう。市場価値が高い一方で成長が遅いため、漁獲により大きな個体が少なくなっているという。これは大きな問題であり、雌性先熟するハタ類で雄個体の減少を招き、個体群の存続に影響しうるかもしれない。

縄張りを持つような種では、体の大きな雄個体ほど縄張りを獲得しやすく、一方で小さな雄は縄張りを持てない。ゆえに体が小さいときは雌でいて、体が大きくなると性転換して雄になるほうが生涯にわたって繁殖する機会を獲得しやすくなる(雌性先熟)。しかし一夫一妻のペア産卵を行う種では体の大きな個体のほうが卵を多く生産できるために雄性先熟が進化しうる。このように魚類という生き物は性の境目が非常に曖昧であり、それゆえ環境ホルモンなどの影響でいとも簡単に性が変わってしまうことが知られている。

どうでもいいがキジハタの体側の模様が、アズキに練乳をかけたようなアイスクリームに見えて仕方がない。

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24cm程の個体。キビナゴに餌付いてくれたので餌にかかる費用が低くて非常にありがたい。ハタ類に限らず根魚(ロックフィッシュ)は飼育しやすい海水魚である。長期的な飼育も可能である。ただし、海水の交換やプロテインスキマーの購入が必須となる。


キジバト

背中は茶色の鱗模様となっている。雄の鳴き声はとても特徴的で、おそらく誰でも聞いたことがあるだろう。


キバラモクメキリガ

ヤガ科ヨトウガ(夜盗蛾)亜科の蛾なので、幼虫は夜間に作物を食い荒らしているのだろう。ツマキシャチホコが端木に擬態しているのと同様に、キバラモクメキリガも木の枝の断片のような姿をしている。

幼虫の写真。成虫より大きい。


キマダラカメムシ

いわゆるカメムシという昆虫の中では国内最大種。出島から侵入したらしい。


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キョウチクトウ(f.)

キョウチクトウ科の園芸種。写真のものは赤色花の一重咲きであった。花弁は緩く巴状になる。葉は細く尖っていた。オレアンドリンゲンチオビオシドという強毒性の物質を全体にもつ。

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上の写真のアップ。


ギンイソイワシ

トウゴロウイワシによく似ているが、肛門の位置などで見分けられる。腹鰭の付け根に近いところに肛門があればトウゴロウイワシで、離れたところにあればギンイソイワシである 。小さいものは夜間にタイドプールなどに集まってきて泳ぎ回る。大きいものは湾内に溜まりしばしば大群を形成している。


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ギンカクラゲ

クラゲは多かれ少なかれ毒をもち、本種も弱毒を持つ。写真のものはポリプの集まり(群体)である。成体は2mm程だという。円盤となっている部分は気泡を含み、"浮き"の役割を果たしている。水面で生活する生物をニューストンといい、例えばアメンボやカツオノエボシなどの生物があるが、ギンカクラゲも同様である。


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ギンガメアジ

ギンガメアジなどの幼魚はメッキと総称され、堤防や湾内のスロープ、サーフなどでよく釣られる。上の写真のものはサーフでアオイソメを投げ込んでいたら釣れた。ルアーなどでも釣れるため動きのあるものによく反応するイメージがある。数釣りしたければサビキが良い。成魚はメーター近くまで大きくなるが、これは熱帯海域に限る。稜鱗が黒く、体側に5本(見方によっては6本)の黒色横帯が出ていれば本種である。

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体の小さいものをゼイゴを取って"大名おろし"にし、塩コショウで味付けし小麦粉をまぶして油でじっくり揚げた。余った骨は骨せんべいにして可食率を上げる。素早く作ることができ、且つ捨てる部分が少ないのでたくさん釣れたときには特にお勧めの食べ方である。骨せんべいを作る際は骨内部の水分を油でしっかり飛ばす、というのがミソ。

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塩焼きにしてもおいしい。死滅回遊魚なので乱獲を気にせず釣れるのが良い。

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海水温もグッと低くなった1月下旬に、湾内の表層に群れで溜まっていたのを発見し、ギャング釣りで邪道に漁獲した。大きいもので25cmほどある。釣り上げても弱々しく動くのみであった。写真左側の3匹はギンガメアジに混じって釣れたロウニンアジである。


ギンタカハマ

美味しい貝のひとつ。茹でると身が縮み奥に入り込むので食べるときはハンマーの用意が必要だ。耐水性サンドペーパーで磨くと石灰質の殻が削られて光沢のあるコンキオリン層が露出する。置物に良い。